髪色の見え方〜明るく見える色・暗く見える色〜規則をクリアしてお洒落を!アッシュ・ベージュ

私自身、美容師としては職場や学校などで髪色の規則があった10代〜30代のお客様が多く、それをくぐり抜けて髪色のデザイン・提案を行い、いかにお客様を幸せにできるかを考えていました。

そして色彩の勉強にいきつき、色彩の検定取得まで気づいたら導かれていました。

多くの方は、仕事や学校などで髪色を規則に縛られている方が多いと思います。

今回はそんな方にやるからにはとことん突き詰めてしまうOnが規則をくぐり抜けながらお洒落できるコツをOnBlogなりに紹介していきたいと思います。


そもそもの規則について気づいたこと

美容師と看護学生、看護師の臨床をリアルに経験して感じたのですが、あくまで○トーンという規則は参考程度であって

見た目の判断がほとんどであることに気づきました。

その理由は単純で、縛りを与えている側もトーンの理論や正確な判断なんて理解できていないからです。そして医療職においては基本的に髪の毛を縛っているので多少明るくても縛っている影響により

少し明るさをカバーできる印象があります。(まとめた髪を丸め込んでいればの話です)

それでは本題に入ります。

明るく見える色、暗く見える色について

明るいカラー!暗いカラー!ではなくて

他者から明るく見える色、暗く見える色について説明していきたいと思います。

明るく見える髪色

美容師界隈では一般的に明るく見える色というのは

黄色オレンジベージュ

といった暖色系で

これは色彩(色相環)の関係でそういわれています。

ちなみにこれを同僚の医療スタッフに説明してみたのですが

えっどういうこと?となりました。笑

その説明だけじゃ分かりにくいですよね。

なので実際に私自身がデザインした写真を元に説明します。

この写真は中間〜毛先は明るく見えますよね?

これは先程の明るく見える色の一つ黄色系です。色落ちなどをした時に黄色っぽく抜ける方は色が落ちるとすぐに「明るい!」と言われてしまうのではないでしょうか。

明るく見える色パート2

ベージュ系です。

透け感があってかわいい色!なのですが、これも明るく見えやすいです。

透け感=明るい と

思ってもらったほうが分かりやすいですね。

次は対照的に

 

暗く見える髪色

 

をご紹介します。

ズバリ暗いアッシュ系の色。要は青系です。

ただし!

アッシュ系とくくってしまうとそれは違います。

最初の明るく見える黄色系の写真アッシュ系です。

アッシュ系でも濃い色だと彩度が濃い為

トーンより暗く見えます

「アッシュ系にしたら思ったより暗くなっちゃった。。。」そんな経験がある方も中にはいると思います。それは上記の理由からです。

これはすごく綺麗な色でお勧めなのですが、

色彩の観点からすると、肌色を選ぶこともまた事実です。

肌が色白ブルベ)の方などには顔がはっきりして見えるので、オススメですね。

暗く見える色パート2

これはオリーブの暗い色を取り入れたデザインですが、

暗めのオリーブであれば暗くみえやすいです!

そして

意外かもしれませんが、青系のデザインより肌色などで似合う方の幅は広く

また、色も非常に綺麗なので個人的には

暗髪のワントーンではオリーブ系が一押しです!

但し、明るいオリーブだとベージュや黄色に多少寄ってしまうので

アッシュ系と同様、明るく見えてしまいます。

ここは紙一重なのでご注意を!

暗く見える色パート3

ブラウンベースです。

少し写真は明るめのブラウンですが、ブラウンをベースにすると青系とまではいきませんが、暗く見えやすいです。

ブラウンにおいては少し明るめの色をチョイスをしてもナチュラルかつ暗く見えやすいので髪色チェックにおいてくぐり抜けられることがあると思います。

※1つ気をつけて欲しいのが、赤系の色で髪色を暗くする場合は彩度が濃く、ブリーチをしていなくても濃い赤系になるので

もしかしたら髪色を指摘されてしまう可能性があります

赤系にしたい方は少し注意です!



髪色の制限をくぐり抜けてお洒落する方法

えっじゃあどうやったらお洒落できるの!そう思った方にちょっとした

オススメの方法をご紹介いたします。

まず1つ目は

 

根元を暗くする

 

という方法です。

根元を暗くすることによって縛った髪の毛のうちよく見えるサイドやトップ(てっぺん)が

暗く見えるので暗く見えやすいです。

 

 

 

 

 

この2つはどちらも少し根元から少し下まであえて暗くしています。縛った写真がなく申し訳ないのですが、縛ることを想定し、その中で希望の色にする為に工夫を取り入れたデザインです。

どちらとも職場で言われることもなくクリアできていたので、

暗い髪があまり好きじゃなくて、、、

という方にはオススメです。

いわゆるさりげないグラデーションですね!

次に紹介するオススメは

まめに美容室に行くかたにオススメなのですが、

 

さりげないハイライト

 

 

 

写真だとナチュラルなハイライトなので分かりづらいかもしれませんが

ベースは暗くてもハイライトの立体感によって明るくみえます。

そして縛った時がとにかくお洒落ですね!

縛った写真がデータになく申し訳ごございませんが、綺麗です!

しかし、

これは色落ちするとハイライトが出てきてしまうので

それが綺麗だったりもするのですが

近づかれて髪色をチェックされたりする場合があったら

指摘される場合があります。

そこにはご注意を。

まとめ

今回は髪色について、実体験込みで全力で書きました!

少しでも参考になったでしょうか?

髪色は思っている以上に人の印象に影響を与えます。

髪の毛が綺麗になるだけで

テンションも上がりますよね。

それはきっと入院している患者様も同じです。

美容の力って看護にはすごく大切な要素なんじゃないかなと私は考えています!

長文読んで頂きありがとうございました!!

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