コロナワクチンって結局どうなの?

連日コロナウィルスやコロナワクチンのニュースが報道されています。

そこで今回は

コロナワクチンって結局どうなの?

ということをわかりやすくまとめていきたいと思います。

結論として5つにまとめてみました。

#1予防接種(新型コロナワクチン)接種により新型コロナウイルスの抗体がつく。(予防効果のパーセンテージなどは現在確定的な数字は一概に言えない。)

#2重篤でない有害事象(倦怠感、不快感、筋肉痛、頭痛等)が高頻度(数十%以上)で発現している。

#3コロナワクチンに限らず、季節性インフルエンザの予防接種でも軽い有害事象は生じている。

#4世界中で現在240万人もの命を奪った感染症への予防であること

#5重篤な副作用は非常に稀であり、インフルエンザとの比較をしてもコロナワクチンは100万回中4.5回、不活化インフルエンザワクチンでは100万回中1.5回である。(帯状疱疹のワクチンでは9.5回である。)医療従事者の方の比較指標としては、ペニシリン系の抗菌薬の使用での重度なアレルギー反応に対してコロナワクチンは20分の1程度です。

この5つです。

私自身の病院でも、先月に接種希望のアンケートが配られました。

周りのスタッフの反応としては「本当は打ちたくないけど…」と言いつつ受けることを選択したスタッフが多いような印象でした。また、事後でもコロナワクチンを接種の有無により待遇に変化はないという説明も受けました。

Q:なぜ、ここまで副作用のニュースが多いのか?

それは、元々日本人は副反応への懸念が諸外国に比べて強く、ワクチンがなかなか普及しなかった歴史があります。

これは根強いものであり、日本人の特性なのかもしれないと勉強をしていて感じました。

世界と普及のスピードを比較しても明らかに顕著なのではないかなと思います。

2020年9月の英医学誌「ランセット」でも「日本は、ワクチンの信頼度が世界で最も低い国の1つ」にランク付けされていました。

それくらい、慎重な国であるのが日本です。

Q:亡くなった方もいませんか?

これに関しては一概には言えませんが、ワクチン接種後にワクチンとは無関係の病気で亡くなってしまっている可能性があることも考えられます。

現在の日本の65歳以上の死亡者数は年間約1万人となっています。これは高齢者の人口動態と計算すると29人に1人が亡くなっていることになります。(数字の誤差があったら申し訳ございません)それを加味して考えるとコロナワクチンを接種して亡くなってしまったとは一概には言えないのではないか?とも思います。

しかし0%とも言い切れないのもまた事実です。

Q:重度な副作用が出たらどうするの?

これに関して、アナフィラキシーには効果的な治療があります。

CDCによるとアナフィラキシーの病歴のある人は接種後30分間、その他の人は15分間の観察を接種後に推奨しています。

アナフィラキシーって何?と言われると即時型のアレルギーであり、

例えるならハチに刺されたら5〜10分で症状が生じることと同様です。

その予防として観察時間を設けています。

まとめ

今回コロナワクチンの現在について自分なりにまとめましたが、

日本は特に予防接種に対して懐疑的な印象を持っているのだと感じました。

私自身も当初は「あまり効果もはっきりしていないし、接種するの怖いな…」なんて思っていました。しかし、新型コロナウイルスは世界で現在240万人もの命を奪った病気です。それを忘れてはならないのではないかなと感じました。

そしてアメリカでは既に4600万人以上もの人がワクチンを接種している

というのも事実です!

もしこれで、副作用が頻発していたら既に打ち切りになっているのではないでしょうか。

しかし、だからといって皆さん接種しましょう!とも私は思いません。

一人一人がワクチンについて知識を把握した上で

周りに流されず、

判断することが

大切なのではないでしょうか!

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